外国人ゲストを英語でおもてなし!「ふくろうカフェ」で使えるフレーズ

日本を訪れた外国人を英語でおもてなし。GOTCHA!編集者が案内人となって、プランを練り実行します。 今回は表参道編の前半として、ベトナムからの旅行者、フンさんをふくろうカフェ「 しあわせをよぶふくろうの城 」にご案内します。

<ゲスト>
フンさん。ベトナム・ホーチミンからの旅行者。頻繁にオーストラリアとベトナムを行き来している。日本滞在は10年ぶり、2回目。

外国人旅行者にも人気の表参道をガイド

外国人旅行者にも人気の表参道。今回はふくろうのいるカフェのガイドにチャレンジします!

予習として原宿観光案内所「MoshiMoshi Box」や、ネットで情報を集め、英語のできる友人に外国人になったつもりで質問をしてもらいながら町を歩き、当日のシミュレーション。

ふくろうカフェにも下見で出向き、スタッフの方に質問したことをリストにして、英語で説明できるよう準備しました。

当日の待ち合わせは、鏡張りの 外観 が目立つ東急プラザ表参道原宿。“Hello! こんにちは”と人懐こい笑顔でやって来たフンさんと自己紹介をし合い、今日訪れる場所を説明してからふくろうと触れ合えるカフェ「ふくろうの城」に向かいます。

ハリー・ポッター気分でふくろうに癒やされる

動物のいるカフェには独自のルールがあるので、まずスタッフから説明を受けます。英語版の案内も用意されていました。手を消毒したら、ふくろう達との触れ合い開始。背をなでたり腕にのせたり、おやつをあげたりしました。その場面で話した、英語フレーズをご紹介します。

I feel like Harry Potter!ハリーポッターになった気分!
カフェに入ったとたん、間近でふくろう達に囲まれる非日常感。圧倒です!
What is this bait ? How did they get the owls to become so used to people?この餌は何?どうしてこんなに人に慣れているの?
It is chicken meat. Owls are meat eaters. They have been hand-fed since they were babies,and so they got used to people.ヒヨコの肉です。ふくろうは肉食なんですよ。子どものころから餌を人の手からもらっているので、人に慣れています。
 

海外にもふくろうカフェってあるの?

このカフェは止まり木に「ふくろう」と「みみずく」達がちょこんと鎮座し、自由に触れ合えるのが特徴です。本日は大小20羽弱が“ご出勤”していました。

ベトナムにもこういった場所がある かどうか を聞くと、動物カフェはあるけれど、犬カフェや猫カフェくらいだそう。日本でもふくろうカフェができたのはこの5年くらいです。

表参道・原宿エリアだけでも4カ所あります。お店の方によると、ブームの火付け役となったのは、テレビで静岡にある「 掛川花鳥園 」が紹介されたことで、その後、日本でふくろうカフェブームが次々とオープンしたそうです。

ふくろうによって、瞳の色が数種類あることに気付いたフンさんに、下見の際、スタッフの方に教えてもらったウンチクを披露しました。

Owls that have black eyes are nocturnal※, but orangeeyed owls are awake between dawn and dusk . The yelloweyed owls are awake during the day.黒い目は夜行性、オレンジは明け方から日が沈む間に活動します。黄色は昼間活動するんですよ。

※夜行性の、夜間活動する

 

可愛いふくろう達を腕に乗せて、触れ合いも楽しめる!

ふくろう達は思った以上におとなしい!人慣れしたふくろうの中から(気性のが激しいNGのふくろうもいます。)好きなふくろうを選んで、腕に乗せて記念撮影をすることもできます。

 「不苦労」など縁起の良い当て字が使われ、幸福を招くイメージがあるふくろう。ベトナムではどうなのかを尋ねると“They look like philosophers or teachers in a cartoon .(アニメ番組で哲学者や先生のような形で登場するわね)”とフンさん。

スタッフの方によると、ギリシャ神話の知を司る女神がふくろうを伴っていたことから、知の象徴になったと言われているそうです。

気付けば店内には何組か外国人客がいて、夢中で写真撮影をしている。人気の高さがうかがえました。 予想 以上にフンさんにも喜んでもらい、私もふくろう達に癒やされ、幸福を頂いた気分になります。

 

後日、感想を聞いてみました!

Yesterday was the first time I’d been to an owl cafe. Even though I’d heard about these cafes, l was still very surprised when I saw all the owls around me. I touched some of them and fed them chicken.

I was very excited when one of the staff put an owl on my arm. It was a great experience , and I’m sure I’ll be going to an owl cafe again.

 

昨日、初めてふくろうカフェに行ってみて、噂には聞いていたけど実際にふくろう達に囲まれて、本当にドキドキしました。

ふくろう達に触ったり、ご飯をあげたりもできたし。スタッフの方が私の腕にふくろうを乗せてくれた時は大興奮です。

本当にいい経験だったと思います。またぜひ、ふくろうカフェに来たいな。

I?m pretty impressed with the technology that you have in Japan. It makes everyday life very easy. I am particularly impressed with the famous toilets with all their interesting functions.

At first I didn?t know what some of the functions were because the toilets tend not to have English instructions. So , naturally, I tried all the buttons. It was funny, but I loved it. You never see toilets like this in Australia.

 

日本の技術力は本当に凄いと思います。滞在中は本当に快適。特に感動したのは、日本の自動トイレ。英語の表示がなかったので、私はどのボタンが何の機能を指すのかさっぱりでした。

しかたなく、全部のボタンを押したけど、楽しくてこういうの大好き!オーストラリアには絶対にこんな賢いトイレはないわ。

今回お伺いしたふくろうカフェはこちら!

fukurounoshiro.info

 

いかがでしたか?まだまだブームも始まったばかりで、日本人でもふくろうカフェに行ったことのない方も多いしはずです!ぜひお友達や 同僚 とふくろうに触れ合いながら、英語も楽しく練習してみてください♪

次回は作務衣(さむえ)で陶芸に挑戦します。お楽しみに!

取材・文:NAO
アイリッシュバーに通い詰めるうちに英語がペラペラに!GOTCHA!ライター

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