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外国人から見た「京都の常識」って? 旅行ガイドで英語のお勉強!

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「海外の人から見た日本」がわかる!京都の名所を英語で読もう

「海外の旅ガイドブックを見てみよう!」という企画の第2回。今回もロンリープラネットの『Kyoto』から気になるポイントを5つピックアップします。 

Lonely Planet Kyoto

Lonely Planet Kyoto

 

今回扱うのは、京都の主な観光地を紹介しているエリア情報ページ(p.53~142)です。外国人は日本の観光スポットをどう見ているのか?英文を解読しつつ読み取ってみましょう!

1. 旅ガイドに掲載されている「京都の常識」とは?

Look both ways when exiting a shop or hotel onto a pavement -there is almost always someone on a bicycle coming tearing your way.

(本書 p.59より引用)

“KYOTO COMMON SENSE(京都での常識)” という項目に書かれている一文です。外国人から見た「京都の常識」、気になりますよね!

京都は平地であるため自転車移動が便利で、観光者向けのレンタサイクルも人気があります。細い道も多く、建物から出た瞬間にスピードを出している自転車と鉢合わせすることがあるかもしれません。

そんな京都だからこそ、「外国人観光客が知っておくべき常識」として、上記のような文章紹介されているのだと思います。

ちなみに tearing の原形は tearですが、他動詞の場合「~を引き裂く」という意味で使われます。名詞のtearは「涙」ですが、動詞の意味も押さえておきたいですね!

1の和訳

ホテルやショップを出る時は、左右を確認しましょう。あなたのく手を遮る自転車が接近していることも少なくありません。

2. 外国人に人気の観光スポット『伏見稲荷大社』

With seemingly endless arcades of vermilion torii (shrine gates) spread across a thickly wooded mountain, this vast shrine complex is a world unto its own.

(本書 p.70より引用)

外国人に人気の京都の観光スポットとして必ず名前が上がるのが『伏見稲荷大社』です。全国に3万社もあるという『お稲荷さん』の総本宮であり、どこまでも続くような無数の鳥居は、京都の見どころの1つでもあります。

日本人にとってもこれだけの数の鳥居は圧巻ですが、外国人にとってはより衝撃的な光景に見えることでしょう。

ちなみに vermilion という単語はあまりなじみがありませんが「朱色」という意味です。Lを重ねて、vermillion と記載することもあるようです。

2の和訳

永遠に続くようにも見える朱色の鳥居(神社の門)が木々の生い茂る山中にひろがっていて、この巨大な神社自体が独自の世界を生み出しているようにも思えます。

3. 景色や境内に加え、『清水寺』にはこんな見どころも!

In addition to halls holding fine Buddhist images, the complex includes a small Shinto shrine that is associated with matters of the heart-buy a prayer plaque here to assure success in romance.

(本書 p.80より引用)

清水寺からの景色や、清水寺自体の説明に加え、隣接する縁結びの神さま『地主神社』も紹介されています。実際の文章では『地主神社』という名前は紹介されておらず、清水寺の一部として記載されています。

地主神社では恋愛成就の絵馬を購入することができますが、今回は「絵馬」を “prayer plaque” と説明していますね。日本特有のものなので英語説明するのはなかなか難しく、他にも “pictorial offering” や “wooden plaque” などの言い方もあるようです。

参考絵馬の英訳|英辞郎 on the WEB:アルク

3の和訳

仏教に関する素晴らしい芸術の数々を有する境内に加え、恋愛にゆかりのある小さな神社も敷地内にあります。そこでは恋愛成就のための絵馬を買うことができます。

4. 世界で最も印象的だと絶賛されている『金閣寺』

Kyoto’s famed “Golden Pavilion”, Kinkaku-ji is one of the world’s most impressive religious monuments.

(本書 p.103より引用)

「世界で最も印象的な~」と説明されている金閣寺。たしかに黄金に輝く見た目は、他の建造物と比べても派手で印象に残りますよね。

個人的には “Golden Pavilion” という表現がおもしろいなと思いました。「パビリオン」と言うと万博などの展示館をイメージしますが、ここではどのようなニュアンスで使われていると思いますか?

パビリオン自体には「展示館・大型テント・仮設建築物・別棟」などの意味がありますが、和訳するとどれもしっくりこないですよね。「自分ならどう訳すかな?」というのも、ぜひ考えてみてください!

4の和訳

京都の有名な「金色のパビリオン」である金閣寺は、世界で最も印象的な宗教的建造物の1つです。

5.『銭湯』は外国人の目にどう映るのか?

Kyoto is full of sento (public baths), ranging from small neighbourhood baths with one or two tubs to massive complexes offering saunas, mineral baths and even electric baths.

(本書 p.107より引用)

「寺院巡りで歩き疲れたら、熱いお風呂に入って身体を休めましょう!」という紹介から始まり、京都の銭湯について書かれた一文です。

温泉やスパとはまた違い、町の中の小さな銭湯は、海外の人からすると「日本的なもの」に見えるのでしょう。文の後半で紹介されているようなスーパー銭湯は、もはや一種のエンターテインメント施設のようにも思えるかもしれませんね。

またこの後に記載されている文では、露天風呂のことを “outdoor bathing” と表現しています。たしかにそうなのですが、英語表現するとなんだかまったく別物のような気がしますね!

5の和訳

京都には銭湯(公共のお風呂)がいっぱいあります。1つか2つの浴槽しかない近所の小さなお風呂のようなところもあれば、サウナやミネラル風呂、電気風呂までもある巨大な複合施設となっているところもあります。

まとめ

今回は京都の観光スポットの英文について紹介してきました。日本独自の文化を英語表現する方法を知っておけば、いざ観光地で外国人と出会った時に、サラっとかっこよく説明できるかもしれません!ぜひ参考にしてみてくださいね。

gotcha.alc.co.jp

Lonely Planet Kyoto

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岡本美希

岡本 美希 http://miki-english.jimdo.com/
TOEIC講師 兼 フリーライター。留学経験なし&独学にてTOEICスコア900オーバーを達成した経験を活かし、英語関連のコラムを多数のメディアに寄稿。マンツーマンのTOEICレッスンも開講中。