「ポスト真実」など今週の気になるニュース5選(2016/11/25)

英語学習を中心に、GOTCHA!編集部が気になった話題をまとめてご紹介します。今回のトピックは「今年の単語」「マイクロソフト翻訳」「英語版アプリ」「QR翻訳シール」「瞬間英作文アプリ」です。

今年の単語は「ポスト真実」に

英オックスフォード大出版局が16日、今年注目を集めた英単語を発表しました。

選ばれたのは「客観的な事実や真実が重視されない時代」を意味する形容詞「ポスト真実」( POST ―TRUTH)。

英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票や、トランプ氏が勝利した米大統領選の選挙運動の過程で、この語の使用頻度が急増したそうです。

this.kiji.is en.oxforddictionaries.com

マイクロソフトが翻訳サービスにニューラルネットワークを導入

今月は、Google翻訳の精度向上が大きな話題になりましたが、マイクロソフトからも同様の発表が。

モバイル版の「Microsoft Translator 」アプリや、「Skype」の翻訳機能にニューラルネットワークベースの機械翻訳技術が応用されたそうです。また、同社の Azure で提供されているAPIを利用すれば、開発者が自分のアプリに組み込むことも可能だそうです。

forest.watch.impress.co.jp blogs.msdn.microsoft.com

テニスニュースの英語版アプリ

テニス専門サイト「tennis365. net 」が、英語版のテニスニュースアプリ「World Tennis News for Free」をリリース。

同サービスの日本語版(2015 年 1 月リリース)に続く今回のアプリは、世界中のテニスファンに向けたサービス 展開 の第 1 弾。日本のテニス人口が 500 万人であるのに対し、世界のテニス人口は 1 億人と約20倍。海外のテニスファンに向けたサービスをさらに 展開 していく予定だそうです。

www.value-press.com

貼るだけで路線図などを「13ヶ国語」に翻訳

「のりかえ便利マップ」で有名な(株)ナビットが「QR翻訳シール」の提供を開始。QRコードが印字されたシールを看板や印刷物に貼ることで、表示情報を13カ国語に変換できる、というもの。

印刷したシールを貼り、それをスマートフォンのカメラで読み取れば、対象の情報を13カ国語で表示とすることができます。英、中(簡・繁)、韓、タイ、インドネシア、アラビア、露、仏、伊、独、スペイン、ポルトガルなどの言語に対応。

増加する訪日外国人や2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、同社は、路線図や構内図の多言語化表示を想定。首都圏および全国の鉄道事業者、大型施設の運営者などに販売を進めるとのこと。

www.labelshimbun.com

瞬間英作文アプリが新規コンテンツをリリース

Patent Data Center, Inc.が瞬間英作文アプリ「An Instant Reply 」をバージョンアップ。

今回のバージョンアップでは、Webマガジン「日刊英語ライフ」とのコラボレーションにより、日常会話に特化したコンテンツを増強。無料で学習できるフレーズの数も、150フレーズと豊富になりました。

www.value-press.com

構成・文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。

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