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TOEIC新形式のポイントも学べるTED動画はこちら!

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TEDを活用した英語の勉強法については、こちらの記事もおすすめです。カリスマ英語講師の西田先生が、なぜTEDか? どう選ぶか? 初心者におすすめのTEDは? などを解説しています。gotcha.alc.co.jp

中級者向けTED動画『聴きたくなる話し方』を解説します!

今回ご紹介するのは『聴きたくなる話し方(How to speak so that people want to listen)』というTED動画です。動画時間も10分以内と手ごろに学習できる長さですが、少し話すスピードが速いので、中級者向けです。

こちらの動画の中から、TOEICを受験する人が意識すべきポイントを解説していきたいと思います!

リスニングのポイントはココ!

「話し方」に関するプレゼンテーションなので、発音も聞き取りやすいと思います。特に注意してリスニングしてほしいのは、次の3つのポイントです。

1. I would の省略は聞き取りにくい

まずは、動画の32秒あたりに出てくるこの部分です。

What I’d like to suggest,…

短縮形は聞き取りにくいですよね。字幕やスクリプト無しで聴いていると、“I like to~”と聞こえるような気もします。何度も聞き直して、短縮形の I’d の発音に慣れておきましょう!

ちなみに would like to~ は「~したい」で want to~ の丁寧な言い方でしたよね!

2. often の発音

6分43秒のこの一文、oftenの発音にびっくりした人もいるかもしれません。

Of course, pitch often goes along with pace to indicate arousal,…

often は「オーフン」と習っている人が多いのではないでしょうか。実際は、「オーフン」という発音と、「オフトゥン」という発音の2種類があります。

TOEICでは他にも can が「キャン」ではなく「カン」と発音されるなど、自分が知っている発音以外で聞こえてきて、戸惑うこともあるかと思います。聞きなれない発音にも対応できるよう、こういう単語に出会ったら慣れるまで聞き直しておくのが良いでしょう。

3. be going to の発音

7分53秒のこの部分には、2016年5月から始まったTOEICの新形式問題において、重要なポイントが含まれています。

I’m going to show you…

今回はギリギリ be going to をそのまま発音しているようにも聞こえます。しかし、going の ing 部分はハッキリと発音されてはいませんね。

TOEICの新形式では、going to を gonna「ガナ」と言ったり、want to を wanna「ワナ」と言ったりするような、カジュアルな会話表現が使われるようになりました。こういった発音にも、慣れておきましょう!

文法のポイントはココ!

TOEICでも出てきそうな大事な文法・構文に関する4つのポイントを解説していきます!

1. a number ofthe number of の違い

上記の2つの違い、説明できますでしょうか?33秒にある、この一文です。

…there are a number of habits that we need to move away from.

「私たちがやめる必要のある習慣がたくさんある」

a number of~は「たくさんの~」という意味の熟語でしたよね。よって、今回のa number of habitsも「たくさんの習慣」という意味になります。

一方でthe number of~は「~の数」という意味です。numberはもともと「数」という意味を持つ単語ですよね。

冠詞が違うだけで、意味がまったく異なります。TOEIC選択肢で問われてもおかしくない熟語です。

2. few の考え方

4分28秒のこの一文に出てくるfewの意味も確認しておきましょう。

…this is a toolbox that very few people have ever opened.

「これはほとんどの人が開けたことのないツールボックスなのです」

和訳を見てもわかる通り、few は「ほとんどない」という意味です。ちなみに a few は「いくらかある」という意味になるので、注意必要です。

little と few は、冠詞のaがあるかないかによって意味が変わる要注意の単語です。またquite a fewが「かなりの数」という意味になることも、覚えておきましょう。

3. not ~ at all は完全否定

TOEICに限らず、英文でよく使われる否定の形にnot~at allがあります。5分53秒あたりのこの部分です。

~if they don’t have any prosody at all.

「もし彼らが韻律をまったく使わないなら~」

not~at allは「まったく~ない」という意味ですね。また、会話文で“Not at all.”と使う場合は、「まったくそんなことはないよ」という意味になりますので、覚えておきましょう!

4. 否定+否定=肯定!

二重否定というトリッキーな文章に惑わされないようにしましょう。7分41秒のこの部分で使われています。

no engine works well without being warmed up.

「ウォームアップされること無しに、ちゃんと動くエンジンは無い」

和訳でもわかる通り、no と without を使って2回否定される表現です。要するに「どんなエンジンも、ちゃんと動くためにはウォームアップが必要」ということです。

no や not と一緒に without を使った二重否定の文は、割とよく見かけます。二重否定は、裏を返せば肯定の意味になるということを覚えておきましょう!

まとめ

今回ご紹介した動画の英語スピードが聞き取りやすくなると、TOEICリスニングもそれほど無理なく聞き取れるようになると思います。

新形式のTOEICにおけるリスニング注意点や、TOEIC問題でも出てきそうなフレーズをご紹介したので、これらのポイントを意識して、何度も聞いてみることをオススメします!

岡本美希

岡本 美希 http://miki-english.jimdo.com/
TOEIC講師 兼 フリーライター。留学経験なし&独学にてTOEICスコア900オーバーを達成した経験を活かし、英語関連のコラムを多数のメディアに寄稿。マンツーマンのTOEICレッスンも開講中。