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Didn't know that... 1,241人に調査してわかった、海外営業よりも英語を使っている職種とは?

アルク教育総合研究所

「アルクラボ」はキクタンとかヒアリングマラソンとかを作っている英語の会社「アルク」の事業について、いろいろ調べる研究所。調査員の「辛口ネコ」がサービスの特徴に鋭く迫り、独自のインタビューで分析。今回は「アルク教育総合研究所」を調査

<登場人物>
f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plainアルクラボの調査員。外では辛口だが、家ではかなりの甘えん坊。

 

アルク教育総合研究所って何を研究しているの?

f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plainこんにちはー。アルクに「アルク教育総合研究所」があるって聞いたんですが、同じラボとして、ライバル意識感じちゃうニャ~。何の研究してるんですかー?

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plain辛口ネコさん、こんにちは。アルクは1969年の創業以来、さまざまな英語学習教材を開発するほか、英語スピーキング能力測定試験(SST,TSST)や英語学習アドバイザー資格認定制度(ESAC)など提供し、学習者や指導者を継続的に支援してきました。その一環として、2015年には、語学教育の専門研究機関「アルク教育総合研究所」を設立し、語学学習者が望み通りの成果を得るにはどうしたら良いか、その方法を追求しています。

f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plain研究所だけに、コメントが硬いですね。つまり手広くやってる老舗の教材会社が作った研究所が、学習結果にコミットする方法調査してるってことですかね。合ってますー?

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plainコミット・・・、まあだいたい合ってます。

f:id:alc_nakosan:20160721104804p:plainで、有名どころのベネッセ教育総合研究所と何が違うんですか?

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plainあっ、固有名詞、出しましたね・・・、ええと「アルク教育総合研究所」では他社にないもの、TSSTやESACなどアルクの商品にからんだ調査を主にっています。例えばSSTやTSSTといったスピーキングテストで言うと、累計10万人が受験しているので、そのデータを元に日本人のスピーキング力の変化調査しています。

f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plain10万人ですか。ドヤ顔で言ってますが、データとしてはまあまあの数字かも。それで、これだけは言っておきたいすごい!という研究結果はありますか?

 

海外営業よりも英語を使っている職種とは?

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plainそうですね、例えば英語を使う仕事、職種というと何を思い浮かべますか?

f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plainそりゃ、海外と仕事をしている人に決まってますよ。

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plain実はそうじゃないんですよ。アルク教育総研でった調査結果実際に仕事で英語を使っていた人の職種は、「技術職(20.1%)」「企画・マーケティング(16.9%)」「総務・人事(10.2%)」などが多く、一般的にイメージされがちな「海外営業・事業」はわずか(7.5%)ということがわかりました。

f:id:yitengren:20160812142024p:plain

  • 「実態」…仕事で英語を使っていたグループに当時の職種を調査
  • 「一般」…一般のグループに「英語を使って仕事をしている人」と聞いて思い浮かぶ職種を調査

 

しかし、TOEICのスコアを職種別に見てみると、技術職の人が多く含まれると思われる製造業の人は必ずしもTOEICのスコアが高いというわけではないんです。むしろ、使っている人は多いけど、TOEICのスコアが低い人も多いんですよ。

f:id:yitengren:20160812142107p:plain

f:id:alc_nakosan:20160721104804p:plainおおっ、調査結果をどーんと出してきましたね。技術職の人が英語を使う機会が多いって意外です。いつ使っているんですかね。

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plainこれは製造業に限ったことではないんですが、調査によると、仕事で英語を使うことが多いのは「メール」と「電話」でのようですよ。英語を使って仕事をするというと「交渉する」「プレゼンする」とかを真っ先にイメージしちゃいますが、実際はちょっと違うようですね。

 

日本人の仕事現場における英語使用実態調査<PDF版>

 

同業他社にも注目してほしい、3年間の追跡調査

f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plainふーん、アルク教育総合研究所がいろんな調査してることは分かったかも。もうこれでおしまい?

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plain2015年からっている調査の一つに高校生のスピーキング力と学習効果を見ている、追跡調査があります。2020年度から、大学入試の英語試験にスピーキングも含めた4技能試験が導入されようとしていますよね?

f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plain知らない。

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plainそんな計画があるんですよ。でも、高校生がどのくらい英語を話せるのかというデータがまだ少ないんです。そこでアルク教育総研では、高校生のスピーキング力の変化を、昨年から3年間に渡って追跡調査しています。

 

日本の高校生の英語スピーキング能力実態調査 Ⅰ
-3年間追跡調査における1年目調査レポート-<PDF版>

 

f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plain3年間のスパンで調査って、なかなかやるね! 高校生の英語力が今後どうなっていくのか気になるな。

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plain彼らがどんな学習をしているかということも調査しているんですよ。調査対象の高校1年生323人は、67.2%が「レストランでの食事の注文など身近な話題についてのある程度定型的な受け答えは、暗記した表現を多く使ってかなりできるレベル」だったので、高校卒業までにどのくらいの生徒が「自分で簡単な文を作って話せるレベル」にまで到達できるのか、興味深いです。

今後、3年間の追跡調査を専門家のアドバイスを仰ぎながら実施し、日本の高校生の英語スピーキング能力育成に役立つ資料にしていくことで、日本の英語教育の発展に貢献していきたいと考えています。

f:id:alc_nakosan:20160721104805p:plain研究結果から何か高い教材を売りつけようとしてるわけじゃないんだよね?

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plainいえいえ、アルク総研はお金にならないことを調べている部門で、純粋に日本の英語教育の底上げに貢献したいと思っています。別に高い教材を売りつけようだなんて思ってませんよ、今は(笑)

f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plain今は・・・ね。同業他社も思わず参考にしたい調査内容かも。調査結果の閲覧は有料にしたらいいのに。

f:id:alc_nakosan:20160721172805p:plainいやいや、無料で見られますよ。教育関連の同業他社に参考にしてもらってもいいですが、企業の人事・研修担当者や学校関係者にも研究結果を見てもらいたいと思っています。

f:id:alc_nakosan:20160721104803p:plainアルクらしい優等生的なコメントだなぁ。この研究結果をもっと他でも活用してもらいたいですね!ありがとうございまーす。

 

アルク教育総合研究所

英語学習者に成果をもたらす有益な方法を日々調査している研究所。日本人の英語スピーキング力に関する調査などい、そのレポートを随時公しています。

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グローバル教育を考える (アルク選書)

グローバル教育を考える (アルク選書)

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