「7つの習慣」の内容や考え方を簡単にご紹介

仕事やプライベートの悩みが今までよりも軽くなる「7つの習慣」のエッセンスを英語で身に付けて、「人生が豊かになる法則」と自分の気持ちを英語で伝える「スピーキング力」を手に入れましょう。

つぶやき練習法で英語をものにする「起きてから寝るまで」シリーズの学習法と、人生を豊かにする「7つの習慣」の考え方をコラボさせた書籍『起きてから寝るまで 英語で「7つの習慣」』が登場しました。 まずは、「起きてから寝るまで」シリーズの学習法と、「7つの習慣」の考え方を簡単にご紹介します。

「起きてから寝るまで英語表現」の学習法とは

「英会話は会話の相手がいないと上達しない」「スピーキングは海外経験がないと上達しない」、そう思い込んでいる人も多いのでは?

実はそんなことはないんです! 「起きてから寝るまで」シリーズは、 「一人で英語のスピーキング力をアップさせる」ことを目標に、約30年前に誕生しました。シリーズ全体で200万部を超えるロングセラーで、多くの英語学習者に支持をされている学習法なんです。

朝起きてから夜寝るまで、1日の「日常生活の 動作 」や「心のつぶやき」を、そのまま英語に変えて「ひとりごと」 として練習する、これが「起きてから寝るまでシリーズ」の基本的なコンセプトです。

この自分の行動や心情を「ひとりごととして発する」という学習法は、ネイティブスピーカーが子どものころに英語習得をする過程から導き出された「心理的方法論」に基づいています。

「起き寝る」の「つぶやき」練習法で、自分の行動や感じたことを英文でつぶやいていくうちに、頭で考えなくても、口から自然と英語が出てくるようになってくるはずですよ。

「7つの習慣」の考え方とは

グローバル社会において、ビジネスを成功させるためには、言葉の壁を越えて信頼関係を築ける高いコミュニケーション力、そして異なる文化や考え方を受け入れながらも、自分の考えをしっかり伝える柔軟性と積極性が必要です。このような社会状況の中、役立つのが「7つの習慣」の考え方です。

スティーブン・R・コヴィー氏の著書、『7つの習慣』は全世界で3000万部を超える大ベストセラーになっており、「人生のバイブル」として広く愛読されています。

「7つの習慣」では、悩みや問題を解消する考え方と 同時に 、物の見方を変えることや、相手が変わるのを待つのではなく、「自分が変わる」という考え方も教えてくれます。こうした柔軟性、積極性、ポジティブ・シンキングといった要素は、私たちが国際社会で活躍するために欠かせないスキルといえるでしょう。

 

人生を豊かにするための「7つの習慣」

以下で簡単に「7つの習慣」の基本的な考え方を紹介します。これらを日々忘れずに継続していくことを心掛けたいですね。

1.主体的である

「7つの習慣」では、主体性とは、「率先して自分の行動を決めるだけでなく、自分の人生に責任を持つこと」だといいます。人生を主体的に生きるために、まずは普段自分が関心を向けていることは何かを見極めます。そして、自分がコントロールできることに意識を向け、自分ができることを少しずつ増やしていきます。

2.終わりを思い描くことから始める

家を建てる前に設計図が必要なように、人生においても、自分の理想とする人生をまずイメージしてから、その理想に沿って行動する心がけが大切です。自分はどんな人生を送りたいのかがはっきりしていれば、起業、転職、結婚など人生において大きな決断をするときでも、自分の決断を信じることができます。

優先する ">3.最優先事項を 優先する

目の前の仕事に追われて、本当にやりたいことを後回しにしてはいませんか。自分にとって大切なことは何かを思い起こし、大事なことに時間を使うことを心がけましょう。自分の時間を作るには、今までの時間の使い方を見直す、問題を 事前に 防いで対処の時間を減らす、人を育てて仕事を任せ自分の時間を作る、といった方法があります。

4.Win-Win を考える

世の中は「勝ち負け」だけではありません。自分本位のやり方では、相手の信頼を損ない、長期的な信頼関係は得られません。相手の立場に立って考え、双方にとってベストな第3の案を模索するのが、Win-Winの解決策です。第4の習慣では、信頼関係に基づく本当のWin-Win の解決策を探し、お互いが幸せになる方法を考えます。

5.まず理解に徹し、そして理解される

多くの人は、人の話を聞くより、まず自分の話を聞いてもらいたいと思っています。自分を理解してもらうためには、まず相手の話を聞き、相手を心から理解する努力をすることが大切です。相手の立場に立って話を聞くことはコミュニケーションの基本であり、他の「習慣」にも大いに 影響 します。

6.シナジーを創り出す

相手と 協力 することで、お互い100%以上の力を出すのが「シナジー」です。そのためには、お互いの信頼関係が大切です。信頼関係が築ければ、より率直に本心を言える機会が増します。また、シナジーの本質は、違いを尊重することです。第6の習慣では、違いを尊重して信頼関係を築き、相手とシナジーを創り出すことを目指します。

7.刃を研ぐ

第7の習慣は、他の6つの習慣をより効果的にするための習慣です。「7つの習慣」では、4つの側面(肉体、精神、知性、社会・情緒)をバランスよく伸ばすことが大切だといいます。精神・肉体・知性を磨くことは、第1~3の習慣をより効果的に、社会・情緒的側面を磨くことは、第4~6の習慣をさらに効果的にします。

 

「7つの習慣」と「起きてから寝るまで英語表現」がコラボ!

「起きてから寝るまで」の学習法と「7つの習慣」の考え方について、簡単にご紹介しましたが、この2つのメソッドをコラボさせたのが『起きてから寝るまで 英語で「7つの習慣」』です。この書籍では、私たちが抱えるさまざまな悩みや心のつぶやきを英語にし、「『7つの習慣』での考え方」と「実践例」のフレーズとともに紹介しています。

「英語」も「習慣」も、日々の繰り返しが大切です。ぜひこの書籍で紹介しているフレーズを繰り返しつぶやいて、「7つの習慣」のエッセンスを身に付けてください。一冊を終えるころには、英語でどんどん話せるようになるだけでなく、「7つの習慣」の考え方によって、あなたの人生はきっとより豊かになっていることでしょう。

また、実践的なフレーズを英語でしみ込ませることによって、グローバルな環境でも、「7つの習慣」で得たことを、すぐ生かせるようになります。 ビジネスシーンにおいて、スピーキング力、とりわけ自分の考えをアウトプットするスキルは必要不可欠です。「つぶやき」練習法で、ビジネスで役立つ「7つの習慣」の考え方を英語で身体にしみ込ませ、自分のものにしていきましょう。

次回は、書籍『起きてから寝るまで 英語で「7つの習慣」』から、英語で「7つの習慣」を実践する前に、知っておきたい「原則」についてご紹介します。

 

起きてから寝るまで 英語で「7つの習慣」

全世界で3000万部超のビジネス書『7つの習慣』と、200万部突破の「起きてから寝るまで」シリーズがコラボレーションしました。「人生のバイブル」として、ビジネスパーソンを中心に、世界中で愛読されている『7つの習慣』のエッセンスが、起きてから寝るまでのシチュエーションに合わせて英語でつぶやくだけで、どんどんしみ込みます。

詳細はこちら

「7つの習慣」をもっと詳しく知りたい方は 『完訳 7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー著、キングベアー出版刊

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